ばんぶろぐ

あじさいの季節は終わってしまいましたが・・・。

 

関東地方もついに梅雨明けそそうですね。

この時期が苦手な方は徐々に体が湿邪に浸潤されているのではないでしょうか?

 

今回は湿邪対策です。

 

もともと体が水っぽい人(浮腫みやすい人など)を痰湿(たんしつ)タイプと言います。水っぽいというのは体の中の水分をうまくさばけず、巡らせる事も外に排出させる事もできていない状態の人のことを言います。

このタイプの方は暑くなってくると、この状態に熱が加わり湿熱(しつねつ)となり更に症状が悪化する傾向にあります。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

①食事:甘いものを控える・水を飲みすぎない

甘い物や水分は湿邪の大好物。水は摂りすぎると水毒とも言われ、体力を低下させます。特に甘い飲み物(スポーツ飲料)は口当たりがよく飲みやすいので特に気をつけください。半分くらいにうすめて飲むくらいが良いでしょう。

②運動:適度な運動で汗をかくことで、体の中に溜まった湿邪を追い出すことができます。

③呼吸:最近、呼吸が浅い方、息を吐けない方が多いように感じます。1日に呼吸だけで400ミリリットルの水分が排出されるそうです。深呼吸で体の中に新鮮な「気」を取り込み、使い終わった「気」は吐き出しましょう。体に熱がこもりやすい方、息をしっかり吐くことで熱も「気」とともに排出されますよ。

④治療:東洋医学では体の「湿邪」を取り除き水分が滞留することを予防する「つぼ」がたくさんあります。鍼灸や指圧によって、ツボを刺激して気の流れを活性化することで「湿邪」の症状に対処することができます。

 

今の時期は体調崩す方が、本当に多いです。

でも、実は自分自身で悪くしている事があります。今一度、自分と向き合ってみてはいかがでしょうか?